チンチラとの暮らしは癒しの連続ですが、ときに思いがけないトラブルが起きることも…。
今回は我が家のチンチラ「ちゃむ」に起きた出来事を記録し、同じような状況になった方の参考になればと思い、この記事を書いています。
事故の経緯
この時は主が隣の部屋で若様と一緒に「ちゃむ」をへやんぽさせていました。
自分は部屋でゲーム中だったため、へやんぽ中は一緒にいませんでした。
主は床に座って作業していて、何気なくキャスター付きの椅子を少し動かしたその瞬間、ちゃむの「キャッ」という声が。
慌てて確認すると、椅子のキャスターにちゃむの尻尾が挟まり、毛がごっそり抜けてしまっていたようです。
自分のところに慌ててやってきて、様子を見てほしいと・・・・
確認すると尻尾の先が抜けていました。
よく見ると、少し出血もしていました。
白ぽいものが先から出ていて、ネットで調べてみるとおそらく骨・・・・
日曜日の20時のでした。

その後の対応
まず夜間緊急など対応してくれそうな動物病院を何軒か調べて電話
折り返し電話をかけてくれた病院が二件ありました。
一件目の電話対応してくださりました。
年齢、症状、過去大きな手術や病気の有無などを聞いてくださりました。
命に別状はないが
・怪我したとこが化膿したりしないように消毒があれば消毒をする。※
・噛んだりしないようにエリザベスカラーがあれば着け。
・血がドバドバ出ているようならすぐ病院に行く。
※人間用はダメです、動物用
我が家には人間用の消毒しかなく、尻尾に何かすることはありませんでした。
過去に手術をしている「ちゃむ」
主がとっていたエリザベスカラーをつけて、噛まないようにいました。
先生は、
他の子の緊急対応がある中わざわざ電話してくださり、
緊急対応があるため受け入りは難しいが、それでもダメなら来るようにと
真摯に向き合ってくださりました。
その後、主がかかりつけ医に連絡、夜間だったためメッセージを残し、月曜のあさイチで診察予約。
朝まで主が様子を見て、病院は自分が行きました。
診察がスムーズに進むように、事故の経緯やどんな対処をしたか、いつ頃止血したかなどをまとめてもらいました。

【経緯】
6/1 20時ごろに、椅子のキャスターでシッポを踏んでしまい多く毛が抜けてしまう。
シッポの状況を確認すると、尖ったものが出ていることを目視。
解剖図と照らし合わせて骨と判断。
【処置・状況】
傷口をなめたりしていたが、以降エリザベスカラーをつけ、裂傷をいじらないように対応。
2時間後には止血。食欲は若干あり。呼吸はやや遅いが安定。排便は確認済み。
こんな感じ
病院での出来事
朝にかかりつけ医から連絡がきており、経緯などを伝え
病院にて診察
体重を測り、健康状態を見てもらい、消毒してもらいました。
断尾するか、消毒して自然に乾燥して取れるの待つかと言われました。
チンチラの尻尾は、一度毛が抜けたらもう生えてくることは無いそうです。
先生にメリット、デメリットを教えていただいたのでまとめます。
断尾
メリット
・二週間ほどで治る
デメリット
・チンチラに負担がかかる
・コストがかかる
消毒と自然治癒
メリット
・負担をかけず治る
デメリット
・エリザベスカラーをつけるのでストレスはかかる
断尾する人は2割、消毒と自然治癒が8割だそうです
LINEで主と相談して、消毒と自然治癒にしました。
理由は「ちゃむ」自体が過去に手術していて、負担をかけたくなかったこと
無理に手を加えず治るなら
また噛んだりしなければ、エリザベスカラーは外しても大丈夫ということから少しでもストレスを減らして、治るのであればその方がいいと二人で決めました。
1週間は様子見


・砂浴び禁止
・ステップなど外す
・へやんぽもだめ
・エリザベスカラーは噛んだりしなければ外してOK(様子を見れない夜はつける)
・お薬は朝と夜の2回
・消毒も朝と夜の2回

保険を使わないと約8,000円
今後の対策
正直、「椅子のキャスター」がこんなに危ないとは思っていませんでした。今後は以下のような対策をとる予定です。
- へやんぽ中はキャスター付きの椅子を使用しない/動かさない
- チンチラの動きが見えない時は、椅子を動かさないようにする習慣をつける
- 作業時は座布団やクッションに座るよう変更
- ケージの近くやへやんぽエリアに、移動式の椅子を置かないようレイアウト変更
🐹ちゃむの様子
落ち着いていますが、少し元気がないようです。
なるべくエリザベスカラーを外してあげています。
夜はゲージを噛みまくっています💦
ご飯が食べにくそうなので手であげたり、
夜はペレットの入った入れ物を少し斜めにして固定しています。
ただ、尻尾の毛が抜けた部分を見るたびに、もっと気をつけてあげていれば…と後悔の気持ちも。
でも今回の出来事を記録することで、他のチンチラちゃんの命を守るきっかけになればと思い、ブログに残すことにしました。

おわりに
チンチラはとても繊細な生き物。
人間にとって何気ない家具や動作が、彼らにとっては思わぬ危険になることもあります。
今回のことを教訓に、ちゃむとの暮らしをもっと安全で安心なものにしていきたいと思います。
また経過観察後など更新します。
⚠️ちなみに二件目はろくに症状も効かず、「きた方がいっすね、何時ごろ着きます」対応が酷すぎてとても嫌な気持ちになりました。